ken1
無料
将棋対局はコンピュータ対戦を実現し、
詰将棋は3つのレベルで1日1面更新されます。
当然コマの移動にガイドも「待った」機能も付き、
初心者でも気軽に将棋をはじめられます。
レビュー時バージョン:1.11 (2010年12月7日時点)
古くから日本中に普及しているボードゲームと言えば、「囲碁」と「将棋」でしょう。今回ご紹介するのはAndroidで「将棋」を指すためのアプリです。
このアプリは2つのモードを用意しています。
1.コンピュータとの対局モード
2.詰将棋風の実戦問題を解くモード
詰将棋は「入門」「初級」「中級」の各レベルで問題を毎日更新してくれますので、毎日の移動時間などに利用できます。
アプリの起動画面は左下で表示した画像の通りです。「対局再開」は対戦を中断した所から開始できます。この機能は携帯ゲームとしては必須ですね。
「対局開始」を押すと真ん中の図が現れ、「手番」「手合」「COMの強さ」をそれぞれ選んで、新規に対局を始めることができます。
「手合」は「平手」から「自分が10枚落ち」〜「COMが10枚落ち」の15段階でハンデを選択でき、「COMの強さ」は「レベル0」と「レベル1」から選択できます。この2つを利用してレベルを調整しましょう。
「実践詰将棋」を押すと右図が現れ、難易度を3段階から選択して、毎日更新される問題を選択してスタートです。
では対局してみましょう。まずはコンピュータレベル0、平手で様子を見てみます。
駒の動き方が示されるのは初心者には嬉しい機能です。相手が直前に打った駒は緑の下地で示してくれます。
この辺りは親切設計なのですが、一度選択した駒をキャンセルする場合には盤外の緑の領域をタッチする必要があることが直感的では無くわかりづらかったです。一応、公式マーケットにはメモ的に記述はありますが。
(他の駒を選択するとか、動けない場所をタッチしてキャンセルして欲しいですね)
とりあえず、対局を進めます。
次の一手で詰みです。
その後、レベル1の平手で対局し、併せた感想として、以下の点で物足りなさを感じました。
・対人対局のモードが無い点
・持ち時間が無限である点
(無制限を選べるモードがあってもよいが、時間制限は設けたい)
・コンピュータの中盤〜終盤にかけての攻め方が単調
・「投了」が無い点(潔く負けを認めることも将棋の精神として必要)
・棋譜が残らない
では次に「実践詰将棋」をプレイしてみます。
画面下方にメッセージが出てきます。ヒントは一手ずつ教えてくれるのは嬉しいのですが、ヒントというよりほぼ答えのような気もします・・・
しかし詰将棋の問題作成上の制約として、
・最終的に攻方の持駒が1枚も残らない
というルールがあります。このアプリの「実践詰将棋」では、その点に配慮が無いことが上の図面からもわかるでしょう。公式ページにもありあますが、詰将棋『風』とあるのはこの点が挙げられるのではないでしょうか。このアプリに慣れてから、一般の詰将棋を考える場合には注意が必要です。
さて、評価ですがレビュー中にある点で将棋に対して物足りなさを感じます。
しかし、初心者が将棋を学習するという観点からはよかったと思います。また、毎日、詰将棋を更新している点からも今後のバージョンアップには期待が高まります。
以上から評価は3とさせて頂きました。
※ゲームおよびアプリの紹介内容はレビュー当時のバージョンのものであり、画像および文言が現在と異なる場合がございます。
©BestCreate
※ 必ず最新の情報をダウンロード先でご確認ください。